
2030年7月1日。漫画編集者の西野水帆は、最悪な27歳の誕生日を迎えていた。担当している漫画が連載終了になるという連絡をもらい、落ち込む水帆。しかし、通りすがりの楽しそうな高校生たちの姿を見て、自分

2020年7月1日。高校2年生の水帆は、最悪な17歳の誕生日を迎えていた。
憧れの先輩に近づくチャンスはなくなるし、
親には誕生日をすっかり忘れられているし……。
しかも未知の感染症の流行で、部活の大

感染症の影響で、青高祭の中止が決定される。この日のために準備してきたコンサートや展示会の看板を、ゴミ捨て場に投げ捨てる生徒たち。深は納得のいかない様子でその光景を見つめながらも、片付けの進捗をチェック